診療案内
治療方針
当院ではほがらかな応対と丁寧でわかりやすい説明を心がけています。
安全・安心第一。衛生的で痛くない・熱くない、患者さんが我慢しなくてよい治療を提供します。
ひとり、ひとりに適した治療を行います。
はりについて
「はり・きゅう」というと痛い・熱いのを我慢しなければいけないとイメージされるかもしれません。
はり治療は太くて長い中国針を思い浮かべる方も多いですが、当院のはり治療に使う鍼は細くて短い日本人向けの痛くないはり（和鍼）です。
すべて一回きりの使い捨てのはりですから、衛生的で安全です。
どうして痛くないかというと、鍼先の形状と細さにあります。
注射針の針先はストローを斜めに切ったような形をしています。通常の注射に使う針の太さ（直径）はだいたい0.5mmです。
当院で使う和鍼は鍼先の形状が丸くなっています。
先が丸いと鋭利ではないためにかえって痛いんじゃないかと思われるかもしれません。
注射針のように鋭利な先端は組織を鋭く切り裂きながら刺入するのに対し、丸い先端は組織を押し分けながら刺入するので組織が壊れにくいので痛みも少なく、出血もしません。
はりの直径はおよそ0.14mmと注射針の約4分の1ほどです。図で見ると、太さの違いは一目瞭然です。
お灸について
お灸も昔のように直接皮膚に据えることはほとんどありません。
当院で使うお灸は筒型のお灸で、直接モグサ（お灸のタネ）がお肌に触れることがない形状になっていますので、マイルドで心地よい温かさです。ヤケドや痕が残ることはありません。
お灸でツボを温めることで、全身の血流が良くなります。
またお灸をすると身体のなかで白血球、とくにリンパ球という免疫細胞の数を増え、免疫が高くなり抵抗力が上がることがわかっています。
お灸を継続的に続けると風邪にかかりにくくなりますし、慢性的な病気に効果があります。
小児はりについて
お子様には大人のように刺すようなはりは使いません。
お子様用のはりは、こする・接触するだけのもので、痛みは全くないですし、小さなお子様はお母さんのひざの上で小児はりをしますから笑顔で治療を受けていただけます。
小児はりは生後すぐのお子様から治療を受けられます。
子供の皮膚は大人より薄いためにツボの位置も浅く、表面から接触するだけのはりで十分に効果があります。